ずっと目を背けていた事実に
夢を見ることによって気づかされてしまった。
  
 

『夢における願望の充足』
 
 

…馬鹿な。

  
しかし
こんな状態で、どこまで教師の顔をしていられるのだろう。
衝動は、いつ俺を襲うか分からない。


故意に真新しい白のシャツを選ぶ。
それで全てが覆い隠せるはずもないことは分かっているのに。



 
  

 


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